小さな酒蔵未来経営研究会

右田本店(みぎたほんてん)

代表銘柄の「宗味」は、初代の「右田右京亮隆正(法号:恩誉宗味)」が、益田の清らかな湧水と実り豊かな風土に着目し、関ヶ原の戦い直後の1602年に造り始めたと云われています。以来、400年以上の長きに渡り、益田の庶民に愛され続けてきました。
また当時、七尾城主である益田氏が国替えをしたため、城主不在となり、町は衰退の危機にありました。その際、町の繁栄を取り戻すべく立ち上がったのが、初代の「恩誉宗味」です。近在から物資と顧客を集めて「宗味市」を始め、これが益田経済の生命線となり、永く昭和初期まで続きました。その後も皆様に喜んで頂けるお酒を造り続けて現在に至ります。
これまでも、これからも、右田本店は、益田の伝統や歴史、文化と共に、今後も皆様に愛さる日本酒を造り続けていく所存です。

宗味 無濾過生原酒 
しぼりたてそのままを瓶詰しているフレッシュな原酒
精米歩合60%の佐香錦を使用しています。スッキリとしていてほのかな甘みがあり、お米の旨味を感じ取れるお酒です。搾りたてそのままを瓶詰しているので出来たばかりのフレッシュな味わいをそのままお楽しみいただけます。
【相性の良い料理】
フレッシュな甘みのあるお酒です。さっぱりとした味付けの料理によく合います。
素材を生かした鍋料理(カニ鍋、水炊き)白身の刺身、わさび、海苔
【精米歩合】60%
【日本酒度】+1.0
【アルコール度数】17%